最初の着色は鞣しによる
革の鞣しは最初の色要素です。鞣し剤によって、自然のものか化学的なものかで色が異なります。植物性の鞣し(私たちのNatureラインのように)では、複数の茶色のトーンが生まれることがあります。たとえば、化学的なクロム鞣しでは、革は青やグレーのトーンに染められます。
異なる色調の革を作りたい場合は、鞣しの後に追加で染色することができます。
そのためには革を全面的に染め、さらにオプションで顔料を追加します。
全面染色(または浸漬染色)
革を全面的に染めるには、染料に浸します。染料は多数の革が同時に染められる樽の中にあります。色は他の物質によって固定され、色落ちを防ぎます。
植物性鞣しの革には塩基性の染料が使われ、クロム鞣しの革には酸性または実質的な染料が使われます。
スムースレザーでは、表面と裏面が同じ色であれば高品質な全面染色の革と認識されます。これにより使用痕が目立ちにくくなります。
画像には、私たちの生産者が写っており、背景には青いクロム鞣しの皮が見えます。これらは全面染色後に黒または茶色(前景)になっています。
顔料塗装
顔料塗装は革の全面染色の後に行われます。革に追加で色の層が噴霧されます。さらに「トップコート」と呼ばれる保護塗料が加えられ、革を長期間にわたって色鮮やかで光沢のある状態に保ちます。それはまた、色落ちや擦れを防ぎます。
顔料塗装により、革に色を層として適用するため、より幅広い色の選択が可能になります。それにより、革は少し硬くなります。
革はしばしば顔料塗装にもかかわらず全面染色されます。これにより、使用痕がすぐには目立たなくなります。
追加の情報源(アクセス日: 2019年1月10日)
- leder-info(punkt)de/index.php/Lederfarbe
- lederzentrum(punkt)de/wiki/index.php/F%C3%A4rben
- oeko-fair(punkt)de/index.php/cat/1480/title/Faerbung
- leder-info(punkt)de/index.php/Zurichtung